今日はイタリア映画祭に行ってきました。とってもよかった♪
3時前に自宅を出発してまずは新宿をぶらぶら。といっても、いつものように紀伊國屋書店でぶらぶら。ちょっと暑かったけど、まあ、本屋さんの中は心地よかったです。今日はとりあえずドイツ語の参考書と洋書(小説)をゲット。今日はいつもとは違うところを回りましたよ。あの本屋さんには言語学の本や音声学の本まで置いてあるんですね。新しい発見をしました。

まあ、小説は正直ジャケ買いですけど。だって、レトリバーの写真がかわいかったんですよ。ほらね。紹介文では、バカ犬と作者の心温まるストーリーって書いてありました。読み終わるのは(読み始めるのは)いつになる事やら...でも、時間を見つけて読もうっと。
さて、買い物を終えて有楽町へ。着いたらまだ時間があったので、ビックカメラに行きました。やっぱり本店だけあってデカイっすね。びっくりした。でも、新宿よりも値段が全体的に高かった・・・。う~ん、納得いかないね。まあ、何も買うつもりはなかったから別にいいんですけど・・・。

いよいよ朝日ホールへ・・・と思ったら、どこにあるのか分からない。てっきり朝日ホールっていう建物があるんだと思いこんでいったものだから、まさか阪急百貨店の上にあるなんて想像もしなかった(笑)だから、強風の中、駅前を行ったり来たり・・・。もっと初心者にも分かるように書いてください・・・。
映画館って今まで行ったことが無くて、本日「映画館デビュー」したんですけど、入場の仕方もわからなくて、恥ずかしながら係員の人にいろいろ聞きました。ホールには結構人がいたんだけど、あれは勇気がいります。無事に入場できて良かった♪席に座って、いろいろパンフレットとかを見て座席に戻ろうとしたら、白崎先生や森口先生がいらっしゃいました(二人ともオレのイタリア語の先生です)。先生達はもう何作か見たらしく、「良かったよ~」って言ってました。オレが映画館デビューだって事を話すと、びっくりしてました。「ここよりももっといい場所でデビューした方が良かったかもね」っていってました。別にそんなことは関係ないんですけどね。
今日見た映画は、「聖なる心」でした。簡単なあらすじはというと、父親から譲り受けた不動産会社の女社長として活躍する主人公(イレーネ)は、仲間と盗みをはたらく少女との出会いをきっかけに自分の歩んできた人生を見つめ直すんです。で、彼女は、母の住んでいたローマの館に引きこもり、貧しい人々に自分の家の財産をはたいて自己を半ば犠牲にして援助をする。でも、カラス神父という神父さんに諭されて、自分の援助の限界を悟り、それをきっかけに彼女は精神分裂症になってしまう、という物語です。
この映画を観て最初に感じたことは、イタリア社会を多少誇張しすぎな感はありながらもありのままに描いている、ってこと。北はまだ裕福な層が多いけれど、南はやっぱりまだ貧しい人が多いです。だから、旅行者はあまり南に行かないようにアドバイスを受ける。だから、外国人がイタリアの実際をじつはあまり分かっていないような・・・。でも、実際は貧しい人はとことん貧しいし、それをどうすることも出来ないでいるのがイタリアの本当の姿なのかもしれない。この映画を通して、他にも考えさせられることはあったんだけど、言葉に言い表すことが出来ない・・・(汗)自分のボキャブラリーのなさにほとほとがっかりします。
映画は字幕だったけれど、やっぱり自分の言っている表現とか単語とかが普通に使われているのを聞くと、本当に嬉しいです。イタリア語って素敵♪勉強頑張らなくっちゃって思いますね。今日の映画で、イタリア映画に結構はまりました。来年はもっとお金を貯めて毎日有楽町に通えるようになりたいな(笑)